神話の地、出雲の国
出雲大社をはじめとして、日本神話で有名な出雲の国、玉造温泉は松江市の外れにて、その風流なたたずまいとともに、神話の面影を現代風に再現して、伝えています。
出雲といえば、素戔嗚尊、八岐大蛇、大国主命、因幡の白兎、国譲りなどの神話が有名です。
この由緒ある玉造温泉街には、それらの神話になぞらえた、スタチューがあちこちに配してあり、ただ温泉地をめぐるのみでなく、はるか古代の日本に思いをはせながら、散策することができます。
今回は体調の面と、ちょうど花盛りとのことで、気分転換を兼ねて、湯治に訪れました。
玉造温泉について
玉造温泉は、島根県松江市玉湯町玉造にある温泉地で、約1300年前から湧き出ている温泉で「出雲国風土記」『枕草子』にも登場する「三大名泉」の一つです。
奈良時代初期に長谷川俊方によって開かれたとされています。
硫酸塩泉で、源泉温度は42度以上です。
湯は弱アルカリ性で無色透明で、美肌成分のメタケイ酸が多く含まれるため、天然の化粧水のようだと言われています。
玉造温泉には、硫酸イオンが含まれており、お肌に水分をたっぷり補給させ、お肌にハリと潤いを与えるアンチエイジング作用が期待できます。
また、硬くなった肌や、関節を動かしやすくする効果もあるそうです。
温泉街は玉汤川沿いに広がっており、数寄屋造りの高級旅館が多くあります。
日帰り入浴施設として気軽な、大衆浴場「玉造温泉Yuyu」もあります。
江戸時代には松江藩が別荘として「お茶屋」を置き、代々の藩主が入浴に訪れたそうです。
出雲大社、松江城、水木しげる記念館など、 次のリンクをクリックで地図表示
玉造温泉へのアクセス
出雲空港から玉造温泉駅まで約28分
米子空港から松江駅まで約1時間15分、松江駅からJR玉造温泉駅まで約30分
JR玉造温泉駅から玉造温泉街まで徒歩で20分~30分ほどかかります
玉造温泉の宿泊施設等について
玉造温泉周辺には、多数の温泉旅館・ホテルがあります。
楽天トラベルによると、玉造温泉の温泉旅館・ホテル情報が満載されており、露天風呂、貸切風呂、露天風呂付客室、日帰り温泉を楽しめる宿・ホテルを多数ご紹介しています。
また、ホテル玉泉や玉造国際ホテル RIVAGE CHORAKUなどのホテルもあります。
玉造温泉の日帰り入浴施設としては、玉造温泉ゆ〜ゆや、ホテル玉泉などがあります。
玉造温泉ゆ〜ゆには、大浴場や露天風呂、サウナなどがあり、日帰り入浴も可能です。
玉造アートボックス店内
玉造温泉街には、商店街があり、そのうちの一つがカフェ併設の玉造アートボックスになります。
レトロな外装ですが、店内はモダンなつくりの2階建てで、2階にはカフェが併設されています。
カフェの横には民芸品ではないですが、カラフルな装飾品やキリコガラスが綺麗に展示されています。
もともと、出雲や玉造温泉では「めのう」が有名で、商店街の中ではそういう関連のお店もあります。
こちらのアートボックスはそういった感じとは少し違うのですが、非常に足を踏み入れやすい感じでしたので、ご紹介させていただきます。
続く
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