【体験談】偽物?本物?アガスティアの葉を開いた①

この記事を見られる方は「アガスティアの葉」をご存じの方なのだと思います。

一応念のために説明しておくと、

古代インドにおいて、聖者アガスティアと呼ばれる方が、後世の人間に対する予言の文書を書き残したものと言われています。

ただし全ての人間の文書があるのではなく、これを読みに来るはずの人間の分のみ書き残したといわれています。

実際には、聖者はアガスティアのみでなく、他の聖者やインドの神によって記された葉もありますが、日本では一般的に総合してアガスティアの葉として知られています。

インドの現地では、「ナディ」と呼ばれています。

各地にこの「ナディ」を読む場所があり、インド人がもともとは訪れていた場所です。

これを日本に広めたのは、サイババに関する書籍を発売し、一躍サイババを日本に知らしめた「青山圭秀」氏であります。

約30年位前にサイババブームを引き起こした、この青山圭秀氏の著書の続巻として、このアガスティアの葉にまつわる書籍が発刊され、これまた日本にアガスティアブームを引き起こしました。

インドに行けない方の為に、代行検索サービスなるものが始まり、代わりにインドに赴いて葉を探してくれる業者まで出てきました。

インドでも外国人相手ということで、利益を見込めることから、多くの鑑定所が日本人をはじめその他外国人も含めて商売に乗り出しました。

実はここに大きな闇が潜んでいたのを知ることになるのは、大分のちのことになります。

日本人相手に大変儲かることが分かったインド人達は、いわゆる偽物の葉、他人の葉など、お金になりさえすればよいという考えで、多くの人から多額の金銭を巻き上げていたのでした。

この葉に関する代行検索の出初めのころ、小宮氏のピースオブライフという会社が「月刊ムー」という雑誌に広告を掲載していたのが目に留まり、依頼してみたのが自身のアガスティア体験の始まりでした。

このアガスティアの葉というものは、ひとつだけあるのではなく、基本的には1章から14章までに分かれて存在します。1章が全体の流れを述べる総括の章、それ以後は個別のテーマに関する章となっています。また13章はお守りの章、14章は過去世の償いの章となっています。

小宮氏のアガスティアもそこそこいいお値段が当時したはずなので、全部の章を取ることはできず、1章、13章、14章あたりを取ったのではなかったかと記憶しています。

実はその後にもいくつか別の会社や個人に依頼して、取ったことがあるのですが、「特別な葉」を除いて、結果この小宮氏のアガスティアの葉が、振り返ってみると割とその後の展開に近かったのではないかと感じています。

まあ、近かったということで、実際のところを言ってしまえば「本当に全くその通りになった葉というのはほぼない」というのが真実です。

というのも、これこそ長年経って知ったのですが、当時は考えも及ばなかったことで、「アガスティアの葉は現在における可能性で、自身の努力も要するため、未来が確定して葉の通りになるわけではない」という大前提を知らなかったことと、はっきり言ってしまえば作り物の偽物の葉も大量に出回っていたという2点において、あたるほうが珍しいという感じになります。

実は、今は縁が切れてしまっていますが、以前懇意にしていたインド探検家の女性が個人でアガスティアの葉を検索代行をしており、それに頼んだことがあるのですが、その女性探求熱心なあまり、偽物の葉の製造の闇に触れ、大変な事態になったことを告白しました。

本人の商売あがったりなのですが、やはりそこは探求家ということで、真実をぶちまけました。それによると葉の検索時の質問の時点で個別の誕生日や時間、名前が特定されるような聞き方を行い、その情報を持ちいて、占星術ソフトでホロスコープを作り、その結果を葉の中身として相手に渡していたのです。

ここである意味すごいのが、インド占星術は誕生時間等の正確な情報があり、腕の確かな占術者がいれば、結構本当に近い結果を得られるということです。

ですので、当たらずとも遠からずといった葉が出来上がってくるのですね。

具体的な検索方法などは、他の方がいろいろ書いていると思うので、それを参考にしてみてくださいね。その中で上記のような方法で、個人情報を特定していきます。

そんなことがあって、アガスティアの葉に神秘を感じていた自分は、全くもって失望してしまい、本物の葉なんかあるわけないんだという結論に達していました。

”アガスティアの葉は保存のためにオリジナルのものから書き写され、1995年当時、13ヶ所の館と呼ばれる場所で保存されているとしている[6]。ナディ・センター(ナディ占星術の館)の建物は古くて原始的な家であり、ナディ・リーダーは、南インドの家族経営の職業である[5]。自分のナディの葉を求める依頼者は、ナディを読み解くナディ・リーダーに、男性は右手の拇印、女性は左手の拇印を提出する[4]。拇印のパターンは108種類に分類されており、ナディの葉もまた、拇印のパターンによって分類されている[4]。人間の拇印が108種類に分類され、それがさらに4つの分類に区別されていることで、各個人の葉を探すことが出来るのだという[7]。依頼者は、葉に書かれている詩に基づいた一連の質問を受け、自分自身、両親、配偶者の名前を伝え、ナディ・リーダーはこれらの情報からその人の葉を探す[4]。ナディ占星術の経験者によると、約1時間、200ほどの質問が行われており、これを通してナディ・リーダーは依頼者の様々な情報を得る[5]。”

Wikipediaより

そのようにして、アガスティアの葉に関しては、嘘っぱちばかりと思い、暮らしてきたのですが、近年大変苦しい期間に見舞われ、これを改善する方法を考えた際にふとまたアガスティアの葉のことが頭に浮かんできました。

以前の件で、信用度はガタガタだったのですが、溺れる者はわらをもつかむということで、また再びアガスティアの葉に出会うこととなったのです。

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しかし今回は以前のように業者に頼む代行依頼形式ではありませんでした。

ふと目に留まったブログで、インドから葉の束を持って来て、インド人鑑定士が日本で鑑定を行ってくれるということを知りました。

実際に自分が質問に答えるのであれば、信憑度が増すかもと思い、こちらの鑑定を行っている方にコンタクトを取ってみたところ、快く鑑定を受けさせてもらえる流れとなり、県外ではありますが、実際に対面で検索を行ってもらう運びとなりました。

そして驚くべき、葉の存在に出会うこととなるのでした…

続く

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